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米国雇用統計

世界中の投資家が注目する、為替相場の一大イベント 米国雇用統計 今後の景気動向を左右する重要指標に注目!

米8月雇用統計(9月6日発表)直前レポート


今週9月6日発表の米8月雇用統計、予想値

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
(予想)
 
就業者数
1月
+31.2万人
2月
+5.6万人
3月
+15.3万人
4月
+21.6万人
5月
+6.2万人
6月
+19.3万人
7月
+16.4万人
8月
(予想)
+15.8万人
 
失業率
1月
4.0%
2月
3.8%
3月
3.8%
4月
3.6%
5月
3.6%
6月
3.7%
7月
3.7%
8月
(予想)
3.7%
 
時間給賃金(前月比)
1月
+0.1%
2月
+0.4%
3月
+0.2%
4月
+0.2%
5月
+0.3%
6月
+0.2%
7月
+0.3%
8月
(予想)
+0.3%
 
時間給賃金(前年比)
1月
+3.2%
2月
+3.4%
3月
+3.2%
4月
+3.2%
5月
+3.1%
6月
+3.1%
7月
+3.2%
8月
(予想)
+3.0%

今週末の米8月雇用統計の注目点、その前に・・・

前回7月雇用統計のポイント

  • 就業者数は16.4万人増、1-7月の月間平均は16.5万人増とほぼ同水準を維持
  • 失業率は前月の3.7%と同水準と横這いながら労働参加率(62.9%⇒63.0%)へ上昇
  • 建設業や運輸・倉庫産業などの就業者数の増加が鈍化
  • 時間給賃金は前月比+0.3%、前年比+3.2%、週平均時間は34.3時間へ減少
  • 景況感に左右されにくい教育・医療関連は5.7万人増から6.6万人増へ上昇

今週末の米8月雇用統計の注目点

1. 低インフレが継続する状況下、米8月雇用統計が9月FOMCに影響?

先週末8月30日発表の米7月個人消費支出は前月比+0.6%と予想を上回る上昇と堅調な結果となった一方、FRBの金融政策の方針を決定する上で注目しているインフレ指標の一つとされる個人消費支出(PCE)デフレーターは9ヵ月連続で、またコアデフレーターも7ヵ月連続でFRBのインフレ目標(2.0%)を下回る結果となりました。

低インフレの長期化が懸念される中で9月FOMCでも7月の0.25%利下げに続き追加緩和を実施するのか注目されます。こうした中で低失業率が続く一方、時間給賃金(前年比)は+3.0%と予想され、前月(+3.2%)からの低下が見込まれます。予想通りとなれば昨年9月以来の水準へ低下となれば9月FOMCで0.25%に留まらず0.5%の利下げ観測が浮上する可能性もあり、注目されます。

2. 9月1日にトランプ政権は対中第4弾の制裁関税を発動

予定通り、トランプ政権は9月1日付で対中制裁関税を発動しました。しかし、先週末8月30日に中国外務省報道官が米中貿易チームは、効率的な対話を継続していると発言したことで今月中の米中通商交渉が再開するとの期待感も聞かれ、追加制裁に対する市場の反応は冷静なものとなっています。米中通商問題の動向次第では再び政治相場から経済のファンダメンタルズを中心とした相場へと焦点が移行する可能性もある中、今週のISM製造業・非製造業景況指数と併せて、貿易問題が米製造業の雇用にどの程度、影響を及ぼしているか注目されます。

グラフ:米非農業部門就業者数および失業率
グラフ:米時間給賃金 前年比および前月比

前月7月雇用統計発表時(8月2日)のドル/円の15分足チャート


米国雇用統計とは?

米国の労働省が毎月発表する経済統計のひとつです。失業率や非農業部門就業者数、週当たり平均賃金など労働市場の情勢を見る十数項目のデータが盛り込まれています。米国の景気動向を測る上で最も重要な指標で、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定に影響を与えます。

雇用情勢の変化は個人所得や個人消費などに波及するので、為替市場や株式市場の材料となります。発表前からマーケット参加者に注目される度合いが高く、通信社などによるエコノミスト調査の予想値に基づいて相場が動くこともあります。

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