ブックタイトル住信SBIネット銀行株式会社 中間期ディスクロージャー誌2016

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概要

住信SBIネット銀行株式会社 中間期ディスクロージャー誌2016

 当社グループは、2007年9月の営業開始以来、「どこよりも使いやすく、魅力ある商品・サービスを24時間・365日提供するインターネットフルバンキング」の実現に向け、力を注いでまいりました。2016年9月で開業9年を迎え、多くのお客さまからご支持をいただいた結果、9月末時点で預金総額は3兆6,243億円となりました。 銀行業においては、当社の主力商品である住宅ローンにて、三井住友信託銀行の銀行代理業者として販売する「ネット専用住宅ローン」、銀行代理業を委託するSBIマネープラザ株式会社およびアルヒ株式会社の主要店舗を通じて販売する当社住宅ローン「ミスター住宅ローンREAL」に加え、2015年9月からは住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する「フラット35」の取扱いを開始しました。商品ラインナップのさらなる充実を図り、お客さまより高いご支持を賜った結果、2016年10月にはこれら商品を含めた住宅ローン実行累計額が3兆1,000億円を突破しました。 このほか、2016年1月にはVisaデビット付きキャッシュカードの取扱いを開始し、2016年9月には「Oh!FX」のスマートフォンアプリを大幅リニューアルするなど、お客さまのさまざまなニーズにお応えすべく、サービスの向上に努めてまいりました。 金融とITを融合したFinTech事業領域においては、新サービスの開発推進を図るため、2015年8月に「FinTech事業企画部」を新設。第1弾として株式会社マネーフォワードとの業務提携契約を締結し、11月には自動家計簿・資産管理サービスアプリ「マネーフォワードfor 住信SBIネット銀行」をリリースしたほか、ブロックチェーン技術の利活用に向けた実証実験や、API接続サービスを開始するなど、FinTech分野におけるイノベーションに向け積極的に取り組んでおります。 また、近年インターネット上での金融犯罪が増加傾向にあることを踏まえ、ご利用のスマートフォンに対応したアプリをダウンロードしていただくことでインターネットバンキングサービスをより安全にご利用いただくことが可能となる、スマートフォンによる認証サービス「スマート認証」のご利用促進にかかる取組みや、振込に関するメールサービスなど各種セキュリティ機能の強化、また不正な預金口座の利用防止に向けた本人確認手続きの強化等、お客さまに安心してお取引いただける環境の整備に注力しております。 クレジットカード事業においては、2015年10月のSBIカード株式会社の完全子会社化以降、さまざまな商品改定を実施することにより、お客さまにご満足いただけるサービスの提供に注力してまいりました。 こうしたなか、「2016年オリコン日本顧客満足度ランキング ネット銀行部門」の「ネット銀行総合」において、3年連続(6度目)で第1位の評価をいただきました。 今後も引き続き、お客さまにとっての「レギュラーバンク」を目指して「お客さま中心主義」を事業活動の原点に、インターネットの利便性を最大限活用し魅力ある金融サービスの提供に努めてまいります。 2016年9月末日現在における口座数は268万件、預金総額は3兆6,247億円、貸出残高が2兆1,588億円となる等、多くのお客さまにご愛顧いただいております。 当中間期の損益の状況につきましては、経常利益が75億円、中間純利益が52億円となりました。これは、住宅ローン等を中心とした個人向けローンが引き続き好調に推移したものです。なお、1株当たり中間純利益は3,468円95銭となりました。 資産負債の状況につきまして、総資産は4兆886億円となりました。このうち貸出金につきましては、住宅ローン等への積極的な取組みにより2兆1,588億円、有価証券は8,798億円、買入金銭債権は2,152億円となっております。 一方、負債は、4兆93億円となりました。このうち預金につきましては、普通預金や円定期預金を中心に3兆6,247億円となっております。純資産は、中間純利益52億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金および繰延ヘッジ損益の変動を要因として、793億円となりました。連結 当中間連結会計期間の損益の状況につきましては、経常利益が71億円、親会社株主に帰属する中間純利益は47億円となりました。なお、1株当たり中間純利益は3,159円82銭となりました。 資産負債の状況につきまして、総資産は4兆885億円となりました。このうち貸出金は2兆1,557億円、有価証券は8,774億円、買入金銭債権は2,152億円となっております。 一方、負債は、4兆96億円となりました。このうち預金につきましては、普通預金や円定期預金等を中心に3兆6,243億円となっております。純資産は、親会社株主に帰属する中間純利益47億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金および繰延ヘッジ損益の変動を要因として、789億円となりました。事業の経過等事業の成果事業の概況2 中間期ディスクロージャー誌 2016