ブックタイトル住信SBIネット銀行株式会社 ディスクロージャー誌2017

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概要

住信SBIネット銀行株式会社 ディスクロージャー誌2017

ごあいさつお客さまに常にご利用いただける「あなたのレギュラーバンク」を目指します。皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび、2016年度の当社業績などをご説明したディスクロージャー誌を作成いたしましたので、ご案内申し上げます。当社グループは2007年9月の営業開始以来、「どこよりも使いやすく、魅力ある商品・サービスを24時間・365日提供するインターネットフルバンキング」の実現に努めてまいりました。こうした取組みに対して多くのお客さまからご支持いただいた結果、おかげさまで口座数は282万口座、預金総額4兆68億円(SBIハイブリッド預金(*1)1兆3,861億円を含む)に到達するなど、順調に事業を拡大しております。2016年度の事業環境を振り返りますと、世界経済では米国大統領選や英国のEU離脱表明といった事前の予想を覆すニュースが為替市場を揺るがす中、国内ではマイナス金利の常態化等により企業収益や個人消費が底堅く推移する一方、当社を含めた金融機関には厳しい事業環境が続きました。こうした環境下、当社はお客さまの利便性向上、お手続き時間の短縮を目的に、主力商品である住宅ローンにて、「団体信用生命保険等『ネット完結型』申込サービス」や「住宅ローンWEB契約手続きサービス」のご提供を開始しました。こうした商品・サービスの改善を進めた結果、2017年3月には住宅ローン実行累計額が3兆4,000億円を突破しました。また、お客さまがより安全にインターネットバンキングサービスをご利用いただけるよう、当社アプリをリニューアルし、ログイン時の指紋認証や、お取引情報のリアルタイム通知に対応いたしました。その他にも、「スマート認証」のご利用促進にかかる取組みや、振込に関するメールサービスや不正な預金口座の利用防止に向けた本人確認手続きなど各種セキュリティ機能の強化により、お客さまに安心してお取引いただける環境を整備しております。今後も引続き、お客さまにとっての「レギュラーバンク」を目指して「お客さま中心主義」を事業活動の原点に、インターネットの利便性を最大限活用し魅力ある金融サービスの開発・改善を進めてまいります。皆さまには引続き温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。2017年7月金融とITを融合したFinTech事業領域では、API(*2)を活用した本人確認業務や振込連携機能の提供を邦銀で初めて開始し、ロボアドバイザーによる資産運用商品「WealthNavi for住信SBIネット銀行」の提供等を実現しております。法人のお客さまに対しましても、事業性融資サービス「レンディング・ワン」と、カード加盟店サービス(アクワイアリング)の提供を開始するなど、一層の商品・サービスの拡充に向けた取組みを継続しております。代表取締役会長藤田万之葉(写真左)代表取締役社長円山法昭(写真右)特許権の概要(*1)登録番号:特許第5080173号発明の名称:資金前受制取引専用預金口座運用システム発明の要約:顧客の預金口座の残高を資金前受制取引の商品買付余力に反映させる資金前受制取引専用預金口座運用システム。(*2)API(Application Programming Interface)システム開発時のプログラミング上の規約や関数を指す。銀行が自社の勘定系システムのAPIを開放し他社(FinTech企業等)と接続することで、他社は銀行が持つ口座情報等をシステム経由で容易に入手でき、自身のサービスと連動させることが可能となる。住信SBIネット銀行株式会社1