ブックタイトル住信SBIネット銀行株式会社 中間期ディスクロージャー誌2017

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概要

住信SBIネット銀行株式会社 中間期ディスクロージャー誌2017

ごあいさつお客さまに常にご利用いただける「あなたのレギュラーバンク」を目指します。皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび、2017年度中間期の当社業績などをご説明したディスクロージャー誌を作成いたしましたので、ご案内申し上げます。当社グループは2007年9月の営業開始以来、「どこよりも使いやすく、魅力ある商品・サービスを24時間・365日提供するインターネットフルバンキング」の実現に努めてまいりました。この取組みが多くのお客さまからご支持をいただいた結果、開業10周年を迎えた昨年、口座数は300万口座を突破し、預金総額も4.4兆円(SBIハイブリッド預金(*1)を含む)に到達するなど、順調に事業を拡大しております。2017年度中間期の事業環境を振り返りますと、世界経済は、東アジアを取り巻く情勢や欧州で相次ぐテロ等の緊張が高まるなか、新興国の一部に弱さが残るものの、緩やかな成長が続きました。日本経済においても、企業収益が改善するなかで設備投資が緩やかに増加し、個人消費も雇用・所得環境の着実な改善を背景に底堅く推移するなど、概ね回復基調が継続しました。一方、長期化するマイナス金利政策を受けて銀行の収益力は低下しつつあり、地域金融機関を中心に減益傾向が鮮明となりつつあります。また、お客さまがより便利にインターネットバンキングサービスをご利用いただけるよう、7月に当社の外貨預金アプリをリニューアルし、お取引画面の改良や為替急騰・急落時の通知にも対応するとともに、為替手数料を大幅に圧縮いたしました。その他にも、「スマート認証」のご利用促進にかかる取組みや、振込に関する不正検知など各種セキュリティ機能の強化、また不正な預金口座の利用防止に向けた本人確認手続の強化等、お客さまに安心してお取引いただける環境を整備しております。当社は、金融庁が3月に公表した「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択するとともに、当該原則を踏まえた当社の行動計画等を「フィデューシャリー・デューティーに関する取組について」として定め、6月に公表いたしました。今後も引続き、お客さまにとっての「レギュラーバンク」を目指して「お客さま中心主義」を事業活動の原点に、インターネットの利便性を最大限活用し魅力ある金融サービスの開発・改善を進め、お客さまが安全にかつ安心して当社の商品・サービスをご利用いただけますよう業務に邁進してまいります。皆さまには引続き温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。こうした環境下、当社はAI(人工知能)やクラウドといった先端技術を積極的に取り入れ、お客さまにとって便利で有利なサービスの提供の実現を追求しております。主力商品である住宅ローンでは、AIを活用した先進的審査手法を導入し、お手続に要する時間の短縮に努めているほか、金融とITを融合したFinTech事業領域でも、2月に提供開始したロボアドバイザーにおいて、ウェルスナビ株式会社に続き、株式会社お金のデザインとも7月に業務提携を行いました。加えて、9月に株式会社マネーフォワードが提供する自動貯金サービス「しらたま」とのAPI接続を開始するなど、従来にない新たな価値をお客さまに手軽にご利用いただけるサービスを追加しております。2018年1月さらに、クレジットカード事業においては、11月より「ミライノカード」の募集を開始いたしました。国際ブランドおよび非接触型電子マネー等への対応を進め、お客さまにご満足いただけるサービスの提供に注力してまいります。法人のお客さまに対しましても、7月にトランザクションレンディングにおける毎日入金オプション「ペイメント・ツー」の提供を開始するなど、一層の商品・サービスの拡充に向けた取組みを継続しております。代表取締役会長藤田万之葉(写真左)代表取締役社長円山法昭(写真右)特許権の概要(*1)登録番号:特許第5080173号発明の名称:資金前受制取引専用預金口座運用システム発明の要約:顧客の預金口座の残高を資金前受制取引の商品買付余力に反映させる資金前受制取引専用預金口座運用システム。住信SBIネット銀行株式会社1