ブックタイトル住信SBIネット銀行株式会社 中間期ディスクロージャー誌2019

ページ
4/72

このページは 住信SBIネット銀行株式会社 中間期ディスクロージャー誌2019 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

住信SBIネット銀行株式会社 中間期ディスクロージャー誌2019

事業の概況事業の経過等事業の成果当社グループは、2007年9月の営業開始以来、「どこよりも使いやすく、魅力ある商品・サービスを24時間・365日提供するインターネットフルバンキング」を基本的コンセプトとして、その実現に力を注いでおります。多くのお客さまからご支持をいただいた結果、2019年9月末日時点で預金総額は5兆2,137億円となりました。当中間期は、当社の主力商品である住宅ローンにて、より多くのお客さまに当社商品を提供できるよう、引き続き銀行代理業者による店舗網拡大に努め、2019年6月には株式会社リクルートゼクシィなびと新しく銀行代理業委託契約を締結いたしました。また、よりお客さまのニーズに沿った商品提供を可能とするため2019年7月にはフラット35(保証型)の取扱を開始しました。その他、住宅ローン手続きをサポートするスマートフォンアプリの提供、団体信用生命保険申込手続きのWEB化などお客さまの利便性向上にも努めております。こうした取組みの結果、2019年11月には開業来の住宅ローン実行累計額が5兆5,000億円を突破しました。金融とITを融合したFinTech事業領域では、様々なFinTech企業とのAPI連携により、各社が提供するサービスをよりセキュアな環境でご利用いただける取組みを拡大しており、ロボアドバイザーによる資産運用商品の展開や新興決済事業者との提携のほか、2019年5月には株式会社日立製作所と共同で地域金融機関向けにAI審査サービスの提供を行うDayta Consulting株式会社を設立するなど、常に新たなサービスの提供に努めています。また、2019年4月には決済事業などを営むネットムーブ株式会社の株式を取得し、完全子会社化いたしました。今後は世界的にキャッシュレス化が進む決済分野において、同社が持つ高いシステム設計・開発力と当社が持つAPIやAI審査モデル等の最先端テクノロジーを駆使した銀行サービスを融合させ、提供サービスのさらなる高度化を図ってまいります。その他にも、「スマート認証」のご利用促進にかかる取組みや、振込に関するメールサービスなど各種セキュリティ機能の強化、また不正な預金口座の利用防止に向けた本人確認手続きの高度化等、お客さまに安心してお取引いただける環境を整備しております。2019年9月末日現在における口座数は371万口座と、多くのお客さまにご愛顧いただいております。当中間期の損益の状況につきましては、経常利益が83億円、中間純利益が57億円となりました。これは、住宅ローン等を中心とした個人向けローンが引き続き好調に推移したことや、市場性取引での収益等が寄与したものです。なお、1株当たり中間純利益は3,780円74銭となりました。資産負債の状況につきまして、総資産は5兆8,248億円となりました。このうち貸出金につきましては、住宅ローン等への積極的な取組みにより3兆7,803億円、有価証券は6,818億円、買入金銭債権は2,309億円となっております。一方、負債は、5兆7,104億円となりました。このうち預金につきましては、普通預金や円定期預金等を中心に5兆2,137億円となっております。純資産は、中間純利益57億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金および繰延ヘッジ損益の変動を要因として、1,143億円となりました。連結当中間期の損益の状況につきましては、経常利益が85億円、親会社株主に帰属する中間純利益が57億円となりました。これは、住宅ローン等を中心とした個人向けローンが引き続き好調に推移したことや、市場性取引での収益等が寄与したものです。なお、1株当たり中間純利益は3,835円98銭となりました。資産負債の状況につきましては、総資産は5兆8,247億円となりました。このうち貸出金につきましては、住宅ローン等への積極的な取組みにより3兆7,790億円、有価証券は6,768億円、買入金銭債権は2,309億円となっております。一方、負債は、5兆7,102億円となりました。このうち預金につきましては、普通預金や円定期預金等を中心に5兆2,129億円となっております。純資産は、親会社株主に帰属する中間純利益57億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金および繰延ヘッジ損益の変動を要因として、1,145億円となりました。2中間期ディスクロージャー誌2019