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明朗会計で手間なく圧倒的にスピーディーに、「事業性融資 dayta」 金融・IT・フィンテック業界の事業創造プロモーターが考える、融資の活用方法

  • 公開日:2021年9月30日

株式会社グッドウェイ

代表取締役社長 CEO & Founder 藤野 宙志 Fujino Hiroshi

Profile
キヤノンマーケティングジャパンでプログラマーとして4年間勤務後、SBI証券にてネット証券の立ち上げに関わり、シリコンバレーに1年半駐在。帰国後ナスダックジャパンのIT担当に転職。2002年には金融機関のトレーディングリスク管理やネット証券システムの開発を行うシンプレクスに転職し、営業を担当。2010年6月に株式会社グッドウェイを創業。

金融・IT業界に特化した情報ポータルサイトを運営し、金融とITの融合を通じた新産業の創造とフィンテックビジネスの発展を支援する株式会社グッドウェイ代表の藤野宙志さん。資本政策の一つとして、法人口座の利用状況に応じて借入条件を毎月お知らせする「dayta」を活用しています。実際の利用シーンやその効果についてお話を伺いました。

※借入条件(借入可能額および借入利率)は、当社所定の条件を満たしたお客さまに、メール等にてお知らせします。

Point1 経験を生かし、金融・IT・フィンテック を活用した事業創造と発展に貢献したい

ーー御社の事業について教えてください

 金融とITの融合を通じた新産業の創造とフィンテックビジネスの発展を支援するため、メディア・プロモーション事業、イノベーション事業を展開しています。メディア事業では、金融・IT・フィンテック業界のプレスリリースや取材記事を配信するポータルサイト「GoodWay」を運営しています。プロモーション事業では、「Money20/20」といったグローバルなフィンテックイベントのメディアスポンサーとして参加するほか、金融・IT業界関連イベントの企画・運営、「一般社団法人Fintech協会」など複数の業界団体の事務局運営などを行っています。また、今後注力したいと考えているイノベーション事業では、異業種の方々とフィンテックを活用した事業創造の取組みをPRしたり、新規事業開発の支援をしています。

ーー創業の経緯を教えてください。

 私自身、金融業界でのキャリアが長く、業界で感じた課題感が創業の背景にあります。元々、証券取引システムの立ち上げ・開発や、金融機関に向けたソリューション提供を行っていたのですが、リーマンショック以降、クライアントのシステム投資分野への予算が凍結され、金融業界の活気が失われていくのを感じました。そこで、新しいビジネスに挑戦するスタートアップと大企業が持つアセットやリソースをつなげることで、金融・IT業界の活性化を支援したいと思い、グッドウェイを創業しました。

ーー創業当時はどのように銀行口座を選定されたのでしょうか

 2010年の創業のタイミングで、メガバンクの口座を開設し、約1年後に住信SBIネット銀行の口座を開設しました。

 元々、メガバンクを選んだのは、同じ銀行に個人口座があったので、それにあわせた形です。最初は入金も出金も一口座にまとめていて、取引先への振込も自分でATMから行っていました。しかし、振込先が増えるにつれて支払いが煩雑になってきたので、振込予約サービスや、ネットバンキングの使い勝手の良さを考えて、ネット専業銀行の口座を開設することにしました。

 2つ目の口座を開設してからは、振込手数料のコスト削減も狙い、メガバンクの口座を売上入金用に、住信SBIネット銀行の口座を支払用に、と使い分けるよう工夫しました。

Point2 4期目で初めての借入。「お金を借りること」の大変さを痛感

ーー続いて、創業後初めて融資を受けたのはいつ頃でしょうか。

 初めて銀行から借入を行ったのは、創業4期目になります。経営の安定化に向けて運転資金を調達しようと、会計士に相談し、地元の政策金融機関に融資を申込みました。当時は初めての経験でもあり、勝手がわからずに苦労しました。手書きで記入しなければならない提出書類も多く、担当者との面談では、提出した過去3年の決算書の内容や借入の目的に関する詳細なヒアリングも受けました。

 また、会社情報のみならず、経営する私自身の個人の資産や借入情報なども提出する必要があり、最終的に融資の申込みから手続きを終えるまで1,2ヵ月ほどかかりました。お金を借りることの大変さが身に沁みた経験でした。

ーーその後の資金調達についても教えてください。

 初めて借入を行った約2年後に、新たに地方銀行からも融資を受けました。

 最初の借入を半分ほど返済し終えたころ、オフィス移転やスタッフの増員を行ったんです。そのための運転資金を確保しようとしていた矢先、ある地銀さんの飛び込み営業があり、そのご縁で2回ほど借入を行いました。初回の借入の際は我々からお願いをしたのに対して、2回目は営業を受ける側の立場だったこともあり、若干手続きの面でスムーズな印象がありましたね(笑)。特に、営業マンの方との人間関係で進めていける部分もあったので、その点は初回と異なりました。

Point3 「dayta」は明朗会計で手間なく圧倒的なスピード

ーーその後、今期に「dayta」での資金調達を選ばれたということですが、どのような背景があったのでしょう。

 先の2行での返済が進んでいたので、追加の融資を受けようと考えていたところでした。個人的な考えとしては、様々な銀行とお取引をして返済実績を積み上げることで、今後の機会を増やしたいと考えており、これまで取引のない銀行から融資を受けたいと考えていました。

 そんなとき、たまたま住信SBIネット銀行から「dayta」のダイレクトメッセージが届いていたんです。開封して条件を確認してみると、「書類や決算書不要」と書いてあるのが目に入りました。「これまでわずらわしく思っていた決算書を始めとする書類の提出なしですぐに借入れできる。」それで即決でした。

 実際にネットで申込手続きを進めると、借入可能金額や返済期間がわかるだけでなく、返済スケジュールもまとめられていました。金利など調達コストなど全てが見える化されていて、まさに明朗会計でしたね。午後の時間帯に申し込みを行い、翌日には入金されていました。

 私自身、フィンテック業界の動向を発信している立場として、口座の利用状況に応じて借入条件が決まるトランザクションレンディングの仕組みには以前から注目をしており、いつか使ってみたいと思っていたのですが、実際に利用してみて、ここまで手間なくスピーディーに借入ができると思いませんでした。

Point4 借入を「事業の言語化」の機会として生かし、成長の糧とする

ーー最後に、今後の事業展開について教えてください。

 今後は、新規事業開発支援や金融・IT・フィンテック業界に関するレクチャー、そして海外でのフィンテックツアーの開催などのイノベーション事業を伸ばしたいと考えています。

 また、フィンテックを活用した事業創造の支援と並行させて、金融・IT業界と異業種の融合に関連したファンド運営の支援や、働き方改革や終身雇用の崩壊を見据えた適材適所の人材の流動化支援にも取り組んでいきたいと考えています。

ーーこれから新規事業に取り組む方、もしくは事業を拡大していこうと思う方に対して、何かメッセージがあればお願いします。

 あくまで個人的な考えですが、少なくとも一度は、従来の銀行融資を経験してから、トランザクションレンディングを利用するのが良いと思います。事業計画や戦略などは、借入の手続き・審査の過程で第三者に問われることではじめて言語化され、クリアになる面もあります。タイムリーに融資を受けて事業の成長の糧として有効に活用できることは、経営の未来を左右する重要なファクターです。融資を受けられるということの価値とその仕組みを正しく理解し、その経験をした上で、「dayta」を始めとするスピーディーなトランザクションレンディングサービスを利用して、手間やコストをかけずに効率的に資金調達を行なっていくのが成功への近道になるのではないかと思います。

※2019年5月16日付で、商品名称を「レンディング・ワン」から「dayta」に変更いたします。

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