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事業承継後、経理周りの改革で業務負担が“一万分の一”に。 老舗クリーニング店がデビットカードを選ぶ理由、それは、住信SBIネット銀行とデビットカードの活用で、経理業務を一元化。

  • 公開日:2021年11月15日

有限会社伊沢クリーニング商会

代表取締役 CEO 伊沢 裕樹 Isawa Hiroki

Profile
1994年鉄鋼メーカーに入社、エンジニアとして設計・営業を担当。2013年実家である伊沢クリーニング商会に戻り、2018年三代目代表に就任。2022年「PROSENZAI」のプロデュース。

クリーニングって、ただ洗って、乾かすだけじゃないんです――。そう語るのは、神保町で80年以上に渡ってクリーニング事業を営んできた伊沢クリーニング商会の伊沢裕樹代表。格安のクリーニングチェーンがひしめくなか、「いい服には、いいクリーニングを」をモットーに掲げる老舗店が、「生き残っていくためには職人の技術力だけではなく、経理業務の効率化も必要不可欠だった」と言います。そのなかで住信SBIネット銀行はどのようなお手伝いができたのか。お話を伺いました。

Point1 昭和13年創業。着心地と美しさにこだわる老舗クリーニング店

ーー御社について、ご紹介いただけますか。

 ホームページなどでは「昭和13年創業、三代続く宮内庁・宮家御用達のクリーニング店」と自己紹介させていただいています。クリーニング店としての強みは、やはり技術力です。クリーニングというのは、ただ洗って乾かせばいいというものではないんですね。服の素材も、汚れの原因もさまざまですからね。どんな品物でも一律の工程で処理してしまうチェーン店もありますが、弊社の場合は従業員全員がクリーニング師という資格を持っていますので、お預かりしたお品物の状態に合わせた最適な処理方法を選ぶことができます。どうしたらもっと着心地よく、もっと美しく着ていただけるのか。一つひとつにそこまで考えながら仕事に取り組んでいます。

ーーお客さまにはどのような方が多いのでしょうか?

 本当にさまざまな方がいらっしゃいますね。神保町に店舗を構えていますので、ご近所の方もいらっしゃいますし、最近ではホームページや口コミで遠方からご依頼してくださるお客様もいます。テーラーさんにもチラシを置かせていただいているので、服にこだわりのある方から「お気に入りの服をより丁寧にメンテナンスしてほしい」と頼まれることもあります。

 神保町という土地柄、企業さまとのお取引も多いですね。丸の内や大手町にオフィスを構える大企業から、受付担当の方の制服ですとか、産業医の方の白衣のクリーニングも請け負っています。あと変わったところでは、休憩室の寝具ですとか。神保町には出版社も多いので、キャラクターショーの衣装や着ぐるみのクリーニングといった特殊な仕事を引き受けることもあります。

Point2 現場にも立つ経営者だから、経理業務を効率化したい。

ーー非常に歴史の長い御社ですが、伊沢代表ご自身もずっとこのお仕事に携わってきたのでしょうか?

 そんなことはなくて、元々はずっと畑違いの分野でエンジニアとして働いていたんですよ。家業を引き継ごうと思って会社を辞めたのが2013年で、それから5年ほどして代表に就任しました。代表とはいっても、従業員5人、パート2人の小規模事業者ですから、今も現場に立ってクリーニングの仕事もしますし、その合間に会計や財務、経理などの処理もしなければならない。そういう意味では、どうやって日々の業務を効率化するかということは常に考えていますね。

ーー住信SBIネット銀行の口座を開設されたのも代替わりされてからですが、それも業務の効率化の一環だったのでしょうか?

 そうですね。父の代まではたくさんの銀行の口座を開設していたので、出入金の管理が本当に大変だったんです。銀行窓口は待ち時間も長いですし、もうその処理だけで泣きそうになっていました。そこでオンラインでいつでも処理ができるネットバンクに、口座を一元化しようと考えたんです。住信SBIネット銀行なら、振込手数料も10回まで無料ですしね。現在は、法人のお客さまとの取引の関係上、いくつかのメガバンクや地銀さんの口座を利用していますが、それ以外のほとんどの出入金は住信SBIネット銀行に一元化しています。

Point3 固定費から広告費まで。経費の支払いをデビットカードへ一元化

ーーデビットカードもご導入いただいていますが、こちらはどのような目的で利用されているのでしょう?

 デビットカードで支払えるものは、ほとんどデビットカードで支払ってしまいます。光熱費などの固定費もそうですし、備品の購入などの変動費もデビットカードでカバーしています。最近では、新規顧客開拓のためにGoogleやFacebookに広告出稿することも増えてきましたが、そういった広告費の支払いにもデビットカードを使っています。

ーークレジットカードという選択肢もあったと思うのですが、なぜデビットカードを選んだのでしょうか?

 住信SBIネット銀行のキャッシュカードにデビットカード機能が付いていた、というのが一番の理由でしょうか。管理効率化するために、少しでもカードを増やしたくなかったんです。支払い毎に、その都度決済されることもデビットカードのメリットだと思います。月毎にまとめて決済されるクレジットカードよりも、お金の動きが直感的に把握できる。いずれにしても、住信SBIネット銀行とデビットカードを併用するようになってから、経理業務は圧倒的に効率化しました。出入金の記録も、すぐにエクセルに出力することができる。父の代までは、出入金伝票はすべて手書きでしたからね。その頃に比べると、経理業務にかかる手間が一万分の一になったと言ってもいいくらいです。

Point4 小規模事業者こそ、住信SBIネット銀行とデビットカードを

ーー住信SBIネット銀行やデビットカードの利用をすすめるとしたら、どのような事業体でしょうか?

 やはり私たちと同じような小規模事業者さんでしょうか。以前の弊社のように、まだまだ出入金をアナログに管理されている経営者のかたも多いと思いますので。そういうかたには「ネットバンクの口座開設と同時に、経費類の支払いをデビットカードにまとめると、こんなに楽ですよ」と、お伝えしたいですね。弊社もそうでしたが、事業継承のタイミングでネットバンクへの移行を進めるというのも、ひとつの手だと思います。

ーーありがとうございます。御社の今後の展望を教えていただけますか?

 経理業務をはじめ、さらに効率化を進めることで、利益の最大化を図りたいと考えています。利益が上がれば、新しい機械の導入ですとか、品質を高めるための投資もできます。私たちの商売は技術ありきですから、そこはしっかりと固めていきたいですね。その上で、デジタルマーケティングを通じて、その技術力の高さを皆さんに知っていただくことで、適正な価格設定ができるようにもしたい。そうしていかないと今の仕事をこなすだけで精一杯になってしまい、次のステージにはいけないのかなと感じています。

ーー住信SBIネット銀行では、法人口座の利用状況に応じて借入条件を毎月お知らせする「dayta」というサービスを提供しています。こちらをご存じでしょうか?

 はじめて伺いましたが、便利そうですね。特に最短当日というスピード感はありがたい。融資を受けるために必要な書類仕事って、本当に煩雑ですからね。それと今は、国や自治体が交付するさまざまな補助金があるのですが、補助金額の全額が最初から受け取れることってほとんどないんですよね。まずは50%程度の補助金額が入金されて、残りは自己資金で補助計画を実行しないといけない。そのためにはやはり資金調達が必要になりますので、daytaも利用させていただくかもしれません。その際はどうぞよろしくお願いいたします。

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